◆目的・背景 令和元年5月現在
道路橋の点検については、来年度で当初予定の5ヵ年での点検実施が一巡するとともに、点検結果等に基づく橋梁補修も確実に実施されてきているが、一方でこれまでの経緯からより効果的なメンテナンスに向けた点検手法や評価判断方法、維持補修技術なども求められている。
このような現状を踏まえ、埼玉県内の基幹インフラ施設である道路橋の維持補修の今後について広く意見を収集するとともに、その保全施策や保全技術に対して検討・研究を行うことにより、県内橋梁の保全の効率化に貢献していくことを目的とし本研究会を設置する。
◆令和元年度活動方針 令和元年5月現在
本研究会は、産学官の連携として 2018 年度に発足し、初年度は技術者育成の講習会開催や補修・更新の考え方や点検成果の編集手法について検討を進めるとともに埼玉県道路メンテナンス会議と連携した活動を行ってきたところである。
第 2 年度である 2019 年度はこれらをさらに深化・進捗させるとともに更なる研究課題の提示と研究を行い、今後の埼玉県内橋梁のメンテナンス技術に資する活動を実施する。
◆組織 令和元年9月現在
■本部・会長
埼玉大学レジリエント社会研究センター 睦好名誉教授
■事務局
一般社団法人埼玉建設コンサルタント技術研修協会(さいたま橋梁メンテナンス検討会)
■構成員
埼玉大学レジリエント社会研究センター(インフラ強靭化部門)
ものつくり大学(建設学科)
国土交通省関東地方整備局大宮国道事務所
埼玉県県土整備部(道路政策課 道路街路課 道路環境課)
さいたま市土木部(道路環境課)
一般社団法人埼玉建設コンサルタント技術研修協会(さいたま橋梁メンテナンス検討会)